中国・四国を舞台にした作品の紹介

中国・四国を舞台にした作品の紹介

四国は日本の南に位置し、豊かな自然に恵まれた土地です。そんな四国を舞台にした作品は少なくありません。まず有名なものを挙げると、【二十四の瞳】は瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台にした物語です。主役の先生と、12人の子供が第二次世界大戦に巻き込まれていく悲劇的な物語で、未だに名作として名前が挙げられる映画となっています。ちなみに実際の小豆島では、映画に使われたセットなどが展示されておりファンも訪れることが出来るそうです。

それから、【男はつらいよ】シリーズ。言わずも知れた名作シリーズです。この作品の19作品目が愛媛県を舞台にしたお話となっています。それから、男はつらいよの寅次郎を演じられていた渥美清さんへの追悼の意を込め作成された映画が、西田敏行さん主演の【虹をつかむ男】で、徳島を舞台に山田洋次さんが監督を務めました。寅さんが好きな人にとっては大事な土地とも言えそうです。

そして一躍愛媛を有名にさせたのが、他でもない【世界の中心で愛を叫ぶ】です。舞台は明記されていませんが、愛媛県の宇和島市が、主役の朔太郎の出身地とされています。映画化もドラマ化もされ、非常に話題を呼びました。あの空前のブームは未だに忘れられません。大沢たかおさんや長澤まさみさん、柴咲コウさんが映画版で、山田孝之さんや綾瀬はるかさんがドラマ版でそれぞれ好演されました。

最近の作品だと、ガッツリ高知を描いた作品と言えば【県庁おもてなし課】が外せません。図書館戦争シリーズや空飛ぶ広報室を手掛けた有川浩さんの小説で、有川さんの出身地と言うだけあって、高知の魅力が満遍なく描かれています。というのも、主人公の掛水史貴は「どうすれば高知県の観光が盛り上がるか」を考えないといけないおもてなし課に配属されたため、掛水自らが様々な地に訪れその魅力を知っていくという仕掛けになっているからです。映画化もされ、映画では関ジャニ∞の錦戸亮さん、女優の堀北真希さんなどが好演しました。

他に、香川が舞台の一部として描かれているのは角田光代さん原作の【八日目の蝉】です。センセーショナルでショッキングな内容だと捉えられるだけでなく、構成が非常に評価されており、第35回日本アカデミー賞の賞をほとんど占める一作となりました。永作博美さん、井上真央さんなど、実力のある女優さんの好演によって引き立てられた作品となっています。

一方、中国地方に関しては、やはり広島を舞台に、実際に起こった暴力団の抗争を元にして描いた【仁義なき戦い】を挙げざるを得ません。深作欣二監督の代表作で、シリーズ化され、別監督のものも含めて数多くの作品が生み出されました。最後の作品が封切られたのは2003年ですが、キネマ旬報が2009年に実施した「オールタイム・ベスト映画遺産200(日本映画編)」では5位に選出されるなど、根強い人気があります。

広島といえば、戦争に関連する作品も外せません。【この世界の片隅に】は、戦争を知らない世代にとってただ暗いだけのイメージだった戦時下にも、現代と通じる日常があったのだということを教えてくれる素晴らしい作品です。原作は漫画ですが、テレビドラマや劇場アニメーション映画などになり、その度に話題となっています。

また、近年さまざまなものが擬人化されていますが、都道府県も例に漏れず、いくつもの作品で擬人化されています。その中でも中国・四国地方が中心となっている作品を2つ紹介します。

まず【うちのトコでは】。こちらは作者のもぐらさんが愛媛県出身であることから、元々は「四国四兄弟」として、作者のサイト内で描かれていたのが始まりです。4コマ漫画が基本で、読者からの投稿を元にストーリーを作ることもあり、まったり平和な世界を描いていますが、長編で過去の事件などを描くこともあります。
御かぞくさま御いっこう 四国四兄弟→

もう一つは【四十七大戦】です。こちらは鳥取県が主人公で、47都道府県のゆる神が次の首都になるために戦う首都争奪戦を描いており、各キャラクターに方言が反映されているのはもちろんのこと、各都道府県の名産品や県民性などを武器に戦うのが面白い作品です。
コミックアース・スター「四十七大戦」→

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