中部・北陸を舞台にした作品の紹介

中部・北陸を舞台にした作品の紹介

戦国三英傑と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を排出した愛知県を要する中部地方。戦国時代を舞台にした作品は、愛知県やその周辺地域を中心に描かれることが多いです。最近のものでは、三谷幸喜さんの【清州会議】が有名でしょうか。織田信長没後、織田家家臣たちによって開かれた会議を通して、登場人物それぞれの思惑や人間模様を描いています。この作品、映画はもちろん面白かったのですが、原作の小説のほうがなお一層面白かったです。三谷幸喜さん自ら執筆されており、章ごとに異なる視点から描かれています。

映画化された作品としては【学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話】も話題となりました。これは実話を元に書かれています。映画のタイトルは分かりやすく【映画 ビリギャル】に変更されていましたね。有村架純さんが、それまでの清純派イメージを覆すような金髪ギャルを好演していました。映画も、名古屋でロケが行われています。

北陸地方で印象的な映画作品として、吉田大八さんが監督された【羊の木】を挙げたいと思います。山上たつひこさん、いがらしみきおさんによる漫画が原作ですが、映画では登場人物や結末などが大きく変更されています。元受刑者を地方都市に移住させるという国の極秘プロジェクトに翻弄される主人公と、元受刑者たちの様子を描いた挑戦的な作品です。個性的でちょっと不気味な元受刑者たちに翻弄される、ごく普通の市役所職員、という主人公を演じた錦戸亮さんの受けの演技は評判になりました。木村文乃さんや北村一輝さん、市川実日子さん、優香さん、田中泯さんに松田龍平さんと、存在感のある俳優さんが顔を揃えています。舞台は架空の町「魚深市」ですが、富山県魚津市で撮影が行われたそうで、北陸の曇天と不思議な音楽、不穏なストーリーが見事にマッチしています。

また、同じく吉田大八監督の作品である【桐島、部活やめるってよ】は岐阜が舞台です。これも漫画が原作で、朝井リョウさん作のオムニバス形式で描かれた作品ですが、映画では視点を変えて同じエピソードを何度も描くスタイルを取っています。その年のアカデミー賞では、最優秀作品賞を含む3部門で最優秀賞を受賞しました。

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